裏面照射型CMOS搭載で最低被写体照度「4ルクス」!? Everio GZ-HM350
2010/07/03■ビクター、裏面CMOS採用/36倍ズームの小型Everio -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100701_377927.html
Victorから小型ムービーデジカメ「Everio」の新作が
発表されました。型番は 「GZ-HM350」、7/7発売予定で、
店頭予想価格は 8万円前後 です。
EverioのHMシリーズは、ちょっとこだわる人向けのフラッグシップ
でちょっと大柄の GZ-HM1 があり、HMのあと3桁が続くモデルは
それよりちょっと機能を省いて小型化したモデル、という
位置づけになっています。
■ビクター、裏面照射型CMOS搭載の「Everio」2モデル -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100114_342110.html
今年2月発売だったのは GZ-HM1 と、GZ-HM570 ですが、
GZ-HM1 が大型レンズと光学手振れ補正を積んでいるのに対して、
GZ-HM570 は 手振れ補正が電子式に なっていたりします。
単に機能を省いた廉価版、という意味合いではなく、そのかわりに
小型を求める人に向けた製品に仕上げてあるという印象です。
今回発表された GZ-HM350 はこの GZ-HM570 と比べると
後継機でなく 姉妹機 にあたり、どちらかというと昨年3月に
発売された GZ-HM200 の後継機にあたるモノになりそうです。
■ビクター、「ダブルSDカード」対応の小型AVCHDカメラ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090219/victor1.htm
せっかくですので、GZ-HM570、GZ-HM350、GZ-HM200、の3機種で
違いの出ている部分を並べてみました。
■ハイビジョンメモリームービー Everio GZ-HM350製品仕様|ビクター
http://www.victor.co.jp/dvmain/gz-hm350/spec.html
■ハイビジョンメモリームービー Everio GZ-HM570 製品仕様|ビクター
http://www.victor.co.jp/dvmain/gz-hm570/spec.html
■ハイビジョンメモリームービー Everio GZ-HM200 製品仕様|ビクター
http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gz-hm200/spec.html
GZ-HM570 | GZ-HM350 | GZ-HM200 | |
---|---|---|---|
撮像素子 | 1/2.3型 高感度B.S.I.CMOS 1062万画素 | 1/4.1型 CMOS 332万画素 | 1/4.1型 CMOS 305万画素 |
光学ズーム | 10倍 | 36倍 | 20倍 |
最低被写体照度 | 4ルクス | 4ルクス | 9ルクス |
焦点距離 | 48.3~ | 43.7~ | 41.4~ |
F値 | 2.8~4.5 | 1.8~5.8 | 1.9~3.2 |
記録メモリ | 内蔵64GB SDHCスロット | 内蔵32GB SDHCスロット | SDHC ダブルスロット |
サイズ | 110×62×55mm | 110×62×52mm | 113×65×55mm |
重量 | 約260g(約300g) | 約220g(約260g) | 約260g(約310g) |
連続撮影時間 | 約1時間20分(約45分) | 約1時間40分(約55分) | 約1時間25分(約40分) |
手振れ補正 | 電子式 | 電子式 | 電子式 |
こうしてみると GZ-HM350 はかなりイイ線いっている機種に見えます。
というか、一応最上位にあたるはずの GZ-HM570 の頑張っている部分が
予想以上に少ない・・・という印象があります。
たしかにカメラとして重要な点として、レンズと撮像素子 という部分に
ついては GZ-HM570 が一番頑張っているのはわかるのですが、それ以外
の点について GZ-HM350のほうがことごとく上回っているというのも
ちょっとどうなのか・・・という気がしないでもありません。
特に 焦点距離 の 48.3~ vs 43.7~ という数字は気になるところです。
さて、私が今回突然Everioを取り上げたのは、裏面照射型CMOS の性能が
とても気になったからです。裏面照射型CMOSはソニーの一部の高級機でしか
採用されていませんでしたが、最近になって他社にも技術が供給される
ようになったようで、ムービーよりもむしろコンパクトデジカメでの採用が
多くなっています。普及価格帯のムービーデジカメで採用したのはおそらく
ソニー以外ではこのVictor Everioが初めてでしょう。
その効果として、嘘か誠か、スペック表には
最低被写体照度「4ルクス」という数字が
刻まれています。「ランプモード」のような特別な低フレームモードでの
ことではなく、ちゃんと30フレームの撮影での数字です。これがもし本当に
数字どおりの効果を示すのであれば、主に室内撮影では抜群の効果を発揮
することが期待されます。
もちろん、スペックだけを見てそう判断するワケにもいきません。
数値はあくまで目安であり、各社の基準も違います。やはり実際に
撮り比べてみないと何とも判断できません。ということで、
さっそく GZ-HM350 を注文してみることにしました。
発売日は7/7ですので、この週末あたりにはレポートできるのではないかと
思っています。今からちょっと楽しみです。
2010/07/03 [updated : 2010/07/03 23:59]
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