160MB/s超えのパフォーマンス！ Corega CG-HDC2EU3100 で eSATA RAID-0構築

2010/03/07

■2010/02/12 [再び「玄蔵Duo」がエラーで認識外・・・原因は玄蔵Duoとは限らない？
再び「玄蔵Duo」がエラーで認識外・・・原因は玄蔵Duoとは限らない？]
■2010/02/19 [IntensityProのキャプチャ先に1TB HDD 1台体制で挑む
IntensityProのキャプチャ先に1TB HDD 1台体制で挑む]
■2010/03/06 [玄蔵Duoの代わりを探す - Corega 「CG-HDC2EU3100」を注文完了！
玄蔵Duoの代わりを探す - Corega 「CG-HDC2EU3100」を注文完了！]
　
玄蔵Duoの代わりとして購入した Corega CG-HDC2EU3100 ですが、
なんと注文した次の日にはしっかり届いていました。
さすがに安心のアマゾンプライムです。むしろお財布が心配です。
　
それでは、ひとまず「あまとも写真館」、いってみましょう。
　
■あまとも写真館 - Corega 2BAY USB/eSATA接続 3.5インチSATA HDケース
http://ckworks.jp/amatomo/photo/asin/B002UBE3NW

　
ケースとしては無難な作りで特筆すべきこともそれほどないのですが、
前に使っていた玄蔵Duoと比べると色々細かいところが丁寧な作りに
なっているような感じがします。
　
たとえばSATAの接続は玄蔵Duoは凄く短い内部ケーブルを挿す形でしたが、
この CG-HDC2EU3100 ではレールに沿って滑らせていくとHDDのコネクタが
直接差し込める という、NASキットなどではお馴染みの仕組みになっています。
　
RAID-O、RAID-1、JBOD、を切り替えるディップスイッチも、
玄蔵Duoではジャンパピンを抜き差しする形だったのですが、
CG-HDC2EU3100 では 普通のスイッチ になっています。
　
性能の本質とは無関係な部分とはいえ、こういうところの作りが
しっかりしているとちょっと安心できます。
　
では、500GB×2基のHDDを放り込んで、RAID-0を構築し、
CrystalDiskMark 2.2 で ベンチマーク を取ってみましょう。
　

Sequential Read : 167.184 MB/s
Sequential Write : 161.518 MB/s
Random Read 512KB : 49.381 MB/s
Random Write 512KB : 77.469 MB/s
Random Read 4KB : 0.573 MB/s
Random Write 4KB : 1.595 MB/s
これにはちょっとビックリしました。
シーケンシャルで 160MB/s、ランダムでも 50～70MB/s を叩き出しています。
　
同じHDD個体を使って実験した玄蔵Duoのベンチマーク
玄人志向の「玄蔵Duo」でeSATAのRAID-0ドライブを構築 - ベンチマークも絶好調では140MB/s程度
だったことを考えると、はっきりと1段階上のパフォーマンスが出ている
と思って良いでしょう。お値段も玄蔵Duoと変わりませんし、
これだけみると CG-HDC2EU3100 のほうがお得な気がします。
　
あとは長時間の連続運用でトラブルが出ないかどうかという点を検証
しなければなりませんが、そこはじっくり使い込んで試してみたいと思います。