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2010/01/26 23:59 - 2010/01/26

Xacti DMX-CG110発表 - Wモード/Tモードの「ダブルレンジズーム」??

カテゴリ : デジカメ タグ :

■2010/01/25 [Xacti DMX-SH11 国内でも発表キタ! ワイド端35mm~に期待]
 
さて、今回のXactiの発表ではSH11のほかにもう1つ、
「DMX-CG110」 というモデルも発表になっています。
これにはちょっと驚きました。
 
■三洋、30倍ズーム対応の横型フルHDなど「Xacti」2機種
-横型は実売6万円。「ダブルレンジズーム」の縦型も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100127_344969.html
■Xacti DMX-CG110 ニュースリリース
http://jp.sanyo.com/news/2010/01/27-2.html
 
というのも、確かにCG11の純粋な後継としては有り得そうな
機種だとは思うのですが、いかんせん、
 
 先に発表したCS1とターゲットがかぶる
 
のが目に見えているからです。実はCS1とCG110でスペックを比べてみると、
 
・容積: 126cc vs 176cc
・最低被写体照度: 15ルクス vs 17ルクス
・焦点距離W端: 38mm~ vs 40mm~
・実撮影時間: 35分 vs 30分
・予想価格: 4万円 vs 5万円
 
ということで、数字だけみると「価格が高いのに負けている」
部分が多いからです。逆にハッキリ買っているといえそうなのが、
 
・CMOSサイズ: 1/5インチ vs 1/2.33インチ
・静止画最大px: 800万画素 vs 1600万画素
・内蔵メモリ: 50MB vs 16GB
 
このあたり。「静止画も1台でこなせるのがXacti」という意味では
正しいXactiの姿なのかもしれませんし、CMOSサイズの差で動画の
画質差も出るかもしれませんが、どうしても上述の項目ともあわせると
差し引きでお互い様、というような感じという印象が出てきてしまいます。
 
あと、CG110ではちょっと変なズームを採用してきました。
「ダブルレンジズーム」 と称されるそのズームは、
 
Wモード 6倍 (40~240mm)
Tモード 6倍 (80~480mm)
 
という2種類のレンジを切り替えて使うというものです。
一応、連続性がないという点に目を瞑ればトータルで
12倍まで寄れるという言い方はできます。
 
ちょっとこの内訳をみてみましょう。
 
CG110の動画撮影時の有効画素数は約1190万画素となっています。
フルHD(1920×1080)のピクセル数は207万ですので、
普通はこんなに要らないはずなのですが、アドバンストズームに
活用することを前提にするとこの画素も活きてきます。
 
1190万 ÷ 207万 = 5.75 平方根にして ⇒ 約2.4
 
つまり、アドバンストズームは光学ズームを2.4倍にできる
という計算になります。CG110の光学ズームは5倍ですから
2.4倍×5倍=12倍 で計算どおりですね。
 
光学が5倍、アドバンストズームが2.4倍あるという条件をもとに、
Wモードの1~6倍、Tモードの2~12倍がどうやって
実現されているのかを邪推してみましょう。
 
まずは Wモード です。
 
 (1a) 1~6倍 1.0×1.0 (1190万) - 5.0×1.2 (826万)
 (1b) 1~6倍 1.0×1.0 (1190万) - 2.5×2.4 (207万)
 
1倍(40mm~)については固定です。最高倍率12倍でフルHDの207万
ピクセルを稼ぎ出すには、光学5倍とアドバンストズーム2.4倍を
フルに使わなければ間に合わないため、ここが1190万画素全てを
使った画になります。
 
T端の6倍の実現方法は色々ありますが、一番分かりやすいのが
光学5倍×アドバンスト1.2倍です。また逆にアドバンスト2.4倍を
目一杯使って2.5×2.4にする方法もあります。この中間の値も
いくらでも取りようがあって、たとえば3.5×1.7でも良いわけです。
 
しかし、利用される画素数については大きく異なります。
アドバンストズームのほうを多く使った場合、使用される画素数が
減る形になります。動画は最終的なピクセル数(1920×1080=207万)
が決まっていますので、どちらにせよ最終的にはその数に縮小されるのですが、
5×1.2で作られた画は 826万画素 から作られた207万ピクセル、
2.5×2.4で作られた画は 207万画素 から作られた207万ピクセル、
ということになるわけです。
 
一方の Tモード では、
 
 (2a) 2~12倍 2.0×1.0 (1190万) - 5.0×2.4 (207万)
 (2b) 2~12倍 1.0×2.0 ( 297万) - 5.0×2.4 (207万)
 
今度はT端をWモード1倍の40mmの12倍(480mm)まで稼がなければいけませんから、
光学、アドバンスト共にフルズーム状態で固定となります。
すなわち5×2.4、画素数も一番狭い207万画素です。
 
ここから TモードのW端 (ややこしいな)である80mmを実現するには、
例によって組み合わせは色々ありますが、1つはアドバンストズームを
2.4→1倍まで引いていく方法があります。この場合、光学ズームは
5→2倍まで引けば2×1で2倍、つまり80mmになります。
逆に光学を5→1倍まで引くと、アドバンストは2.4→2.0
まで引けば1×2でやはり80mmになる計算です。
 
ここでいう(2b)のパターンは、すなわち最初からほとんど CMOSの中央部
しか使わない ようにして見せ掛けの画が大きくなるというものです。
(2a)のパターンは少なくともW端はCMOS全体で画を受けて縮小するものです。
 
レンズの中央部と外周部の品質の差もありますし、動画の場合は静止画とは
違って「リアルタイムエンコード」という制約がありますから、
広い画像を貰ったほうが綺麗になるとは一概には言えない気もしますが、
それでも画素1つあたりの能力には限りがありますから、何となく
狭い面積で受けた画より広い面積で受けた画のほうが良さそうな気がします。
 
そこで話は、なぜCG110は
 
 「40mm-480mmのアドバンストズーム12倍(5×2.4)」
 
にせずにWモード/Tモードが分かれたのか、という問題に戻るのですが、
それはもしかすると、このW端での1190万画素での撮影時と、T端での
207万画素の撮影時が、同じモード内の画として許容するのが苦しいくらい
差があるからではないか?という邪推をしたワケです。
 
言い方を変えると、アドバンストズームで「2.4倍」は さすがに
やりすぎで無理がある のでは、という表現もできます。
 
 (1a) 1~6倍 1.0×1.0 (1190万) - 5.0×1.2 (826万)
 (2b) 2~12倍 1.0×2.0 ( 297万) - 5.0×2.4 (207万)
 
先ほどのパターンの中で、この2つを選んだとしたら、Wモードは素子のほとんどを
使って撮影するモード、Tモードは素子の中央だけ使って擬似ズームをするモード
(ただし品質は1ランク落ちる)という説明なら納得できないことはありません。
それぞれのモードの中ではアドバンストズームは 1.2倍相当 しか効いていませんので
同じモードの中で極端に画作りが変わるということにはならないでしょう。
 
なお、これは全て憶測からなるお話ですのでその点はご注意ください。
こでの推測は全くの的外れかもしれませんし、実際のところは良く分かりません。
 
アドバンストズームのお話は考えれば考えるほど頭が混乱してくるため、
何かもういろんな数字をガチャガチャと計算してさらに混乱をしていました。
とりあえずこんな数字を見ながら考えていたという表だけ置いておきます。
 
(1) 機種名
(2) CMOSサイズ (スペック表記)
(3) CMOSサイズ(mm) (4:3を仮定した逆算。実サイズは不明)
(4) 撮像素子 (未使用ぶん含む)
(5) 素子あたり面積(平方μm)
(6) 有効画素数(動画最大W端時)
(7) 有効画素数(アドバンストズームT端時)
(8) 有効素子面積(動画最大W端時,平方mm)
(9) 有効素子面積(アドバンストズームT端時,平方mm)
(10) アドバンストズーム倍率

(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)
HD20001/2.55.7×4.3810万3.026531万207万16.076.26x1.6
SH111/3.64.0×3.0430万2.791350万207万9.775.78x1.3
CG110(W)1/2.336.1×4.61440万1.9491190万826万23.1916.09x1.2
CG110(T)1/2.336.1×4.61440万1.949298万207万5.814.03x1.2
CS11/52.8×2.1340万1.729280万207万4.843.58x1.1
TG5V1/52.8×2.1236万2.492143万143万3.563.56-

使われる素子の「実面積」みたいなものも推測してみたものの、
これは素子そのものの品質にもよりますし、そこに至るまでの
光学系(レンズ等)の品質 が大きく効いてきますので、
大きい機種のほうが綺麗というものでもありません。
ただ、同機種内での比較、つまり、W端とアドバンストズームT端での
利用素子面積の差というのは1つの判断材料になるでしょう。
 
CG110は写真撮影時に1,400万画素を出すために、広いCMOSをさらに
細かい刻みで区切るような、動画系カメラではあまり使われないような
パターンの素子を使うわけですが、TモードT端ではその 7分の1 くらいしか
使われないワケで、何だかちょっとどきどきします。
 
それでも実面積でいえば1/5型であるCS1やTG5Vのほうが小さいわけですが。。。
この数字を見ると TG5V がいかにダイナミックレンジを損ねないようにするために
解像度感を諦めた機種であるかというのがよくわかりますね。
(フルHD撮影を謳っておきながら、素子がそもそも 200万に満たない)
 
ということで、WモードとTモードで色々撮り比べてみたいという意味では、
「実験心」 をそそられる機種ではあるのですが、いかんせんSH11の購入が
決定している私としてはちょっと手が出しづらいというのが本音です・・・。

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投稿者 CK : 記事URL | デジカメ | | 2010/01/26 23:59


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▼ コメント ▼

No.29614   投稿者 : いつも見てます   2010年1月29日 15:21

AV Watch見てXacti新型出てる
→CKさんの記事が出ているはずだからチェックしなければ…
と思って見にきた者です(^^;;

ふと思ったのですが、記事の日付、意図的にずらしているんですかね?


No.29616   投稿者 : UME   2010年1月29日 23:29

はじめまして、UMEと申します
詳しいレポート、興味深く読ませていただいております。

この不思議なズームは動画だけなのですね。
なぜ写真の方に使われない設計なのか。。
不思議な感じがします。

動画の方はともかく、写真の画質はどうなんでしょうねぇ…
最近のXactiは写真の画質が今ひとつだと聞いてるのですが、
画素数が多くなったこのモデルで、他の同クラスのコンパクトデジカメ程度になっているおんかどうなのか、大変興味があります


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