HDMI切替器・分配器でメイン・サブモニタに映像を出し分ける - 実践編
2009/01/26■2009/01/18 [ゲームをしながらテレビも一応チェック?! 24インチワイドモニタの購入検討
ゲームをしながらテレビも一応チェック?! 24インチワイドモニタの購入検討]
■2009/01/21 [メインモニタとサブモニタ - HDMIでモニタ切替パターンを考える
メインモニタとサブモニタ - HDMIでモニタ切替パターンを考える]
■2009/01/25 [23.6インチワイド液晶 iiyama PLB2409HDS を試す - テレビの脇にサブモニタのある生活
23.6インチワイド液晶 iiyama PLB2409HDS を試す - テレビの脇にサブモニタのある生活]
なお、ここまではあくまでテストですので、テレビや各種AV機器の背面に回って HDMIのケーブルを抜き差しして 頑張っています。このあとはいよいよ 切替器 の登場です。
ということで、ここからが本丸です。HDMI切替器・分配器 を駆使して、
メインテレビ「Sony BRAVIA KDL-40F1」、サブモニタ「iiyama PLB2409HDS」
それぞれにCATVのSTBからのテレビ映像、Xbox360からのゲーム映像を自由に
割り振れるような構成にチャレンジしてみます。
まず1つめはこちらです。
HDMIのデータをまったく同じ出力で2分配する 分配器、今回はサンワサプライの
VGA-HDSP2 を使いました。ヨドバシカメラで 24,800円 です。
■あまとも写真館 - サンワサプライ HDMI分配器(2分配) VGA-HDSP2
http://ckworks.jp/amatomo/photo/asin/B001LNVL7G
構成は実にシンプルで電源ボタンすらありません。
コンセントを差すとONになり、INから入ってくるデータを2系統のOUTに
同時出力します。ためしに Xbox360の出力を2分配 してみました。
2つのモニタに全く同じ映像が表示されます。両者の色あいの差はあまり
気にしないでください。BRAVIAのほうは画面が大きいこともあって
明るすぎて目に悪いと思い、色調整をしてわざと暗めにしてあります。
この状態で実際にシビアなゲーム(Forza2)をプレイしてみましたが、
遅延などは特に感じることなく、普通にプレイすることができました。
続いて 4:2マトリクス切替器 です。
こちらはミヨシ(MCO)の HDS-42A をチョイスしています。
Amazonマーケットプレイス(MCO直販)で 17,800円 でした。
■あまとも写真館 - ミヨシ(MCO)HDMIセレクター(アクティブタイプ)HDS-42A
http://ckworks.jp/amatomo/photo/asin/B0018RFQ5I
INポートを4つ持ち、それを2つのOUTポートに自由に割り振ることができます。
(同じ映像の2系統の 同時出力は不可) リモコン が付いているのも
大きなポイントで、離れた場所からリモコンで直接切り替えることができます。
入力の バッティングを防ぐ機能 があり、たとえばOUT 2に
IN 2を割り振っている状態でOUT 1にもIN 2を選択すると、
OUT 2は勝手にずれてIN 1になってくれたりします。
前述の分配器と接続してみたところ。それぞれの機器はとても小型ですが、
BRAVIA と PLB2409HDS の2台をつなぐだけでも 合計5本のHDMIケーブル
が要るため、結構ごちゃごちゃした感じになります。
実現したいのは、前の記事でもご説明しましたが、こんな環境です。
どちらかをどちらかに割り振りたいだけなら4:2マトリクス切替器だけで十分なのですが、
「普段は どちらの出力もBRAVIA (の入力1、入力2) に 放り込みたい」
という欲求があることによって、分配器をもう1段重ねる必要がでてきます。
この構成であれば、出力をどちらに割り振っても両方の出力が常にBRAVIAに入り続けて、
さらに2分配器側に振られた出力は PLB2409HDS にも表示されることになります。
MCOの4:2マトリクス切替器にはリモコンがありますので、切り替えも簡単です。
ということで 机上の理論では 完璧な環境ができあがりました。
じつは正直言って、ここからスムースに進むとは思っておらず、
理論上は完璧なハズだけど、実際に繋げてみると相性の問題が・・・
という感じでトラブルが出る予定を組んでおり(おい)、身構えていました。
まさかノートラブルで上手くいったりしないだろうと思っていたのですよ。
ところが、
スムース で ノートラブル で オールグリーン ですよ!
MCO HDS-42Aのリモコンのボタン1つで映像を好きなほうに出し分けることが
できるようになりました。しかも音声は音声でどちらのモニタも外付けの
アンプの入力に放り込んでありますので、これもアンプのリモコンで入力を
切り替えることができます。
つまり、私は ベッドの上で横になりながら 好きなほうの映像を
好きなほうのモニタに出し分け、2つの映像を同時に鑑賞もしながら、
なおかつ好きなほうの音声も鳴らすことができるようになったのです。
何か久々にデジモノで 「勝利」 した気分です。いやむしろ大勝利?
切替器・分配器だけで4万円掛かっていてサブモニタより高いじゃないか
とか考えるのは野暮というものです。(∩゚д゚)<あーあーきこえない
HDMI関連機器はまだまだ高価ですが、使いどころによってはとても有用ですので、
みなさまもぜひ色々悩んで理想の構成を目指してみてください。
2009/01/26 [updated : 2009/01/26 23:59]
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