Amazon商品の価格変動チェック「あまとも」
コミックダッシュ!は初音ミクGTプロジェクトを応援しています
個人ニュースサイトを巡回する「メガとんトラック」
全ての記事 携プレMP3 デジカメ レコーダ ゲーム メモリ デジモノ コラム 雑談 ブログ あまとも コミックダッシュ!
前の記事次の記事
2008/03/03 23:59 - 2008/03/03

mixi規約改定騒動で飛び出した「理由」のおはなし

カテゴリ : 雑談 タグ :

    mixi で4/1に予定していた 規約改定 について騒動がありました。
    発端になったのは町山さんの以下の記事。
     
    ■ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
    「ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します」
    http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080303
     
    それからあちこちでこの改定に関する議論が噴き出します。
     
    ■遥か彼方の彼方から「mixi日記はもう真面目に何かを書く場所じゃない」
    http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20080304/1204583674
    ■*mohri++「mixiの利用規約改定に関する重要なお知らせについてひとこと言っておくか」
    http://d.hatena.ne.jp/mohri/20080304/1204601186
    ■404 Blog Not Found「News - mixiはblog化するのか?」
    http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51012865.html
     
    一連のリンクのまとめは萌え理論Blogさんで。
     
    ■萌え理論Blog「mixi規約改定まとめ」
    http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20080202/p1
     
     
    発端になっているのはこの部分なのですが、
     
    http://mixi.jp/rules_sample.pl
    第18条 日記等の情報の使用許諾等
     
    1本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
     
    2ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。

     
    『 無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、
     展示、頒布、翻訳、改変等 を行うこと)を許諾する 』
     
    というのは、mixiのように個人の人間性がそのまま文章として載せてあるような
    サービスの条文としては強烈だなというのが最初の印象でした。
    なにせそこらの匿名掲示板とは違い、mixiでは「私が」書いたという担保が
    明確になっている文章しか転がっていないのですから、、、。
     
     
    しかし、この反応にビックリしたのか、mixi運営サイドから
    緊急で公式見解が出されます。
     
    ■ITmedia「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/04/news086.html
    。「規約改定後はユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」とネットで騒動になっていたが、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改定の意図を説明した。
    あわてて取り下げるだとうなというのは大方の予想通りでしたので、
    ここに至るまでのスピードが早かったのは良いことでした。
    (「誤解ですよ」という言い訳になるのはオトナの事情でしょう。)
     
     
    わたし的にはここまでは何ということは無かったのですが、
    ただ、この記事の後半に、何やらヘンな言い訳が付きました。
     
    ちょっとこれ、見過ごせない のですが・・・・。
     
    ミクシィの広報担当者はこれに対し、「ユーザーの日記などの権利は従来通りユーザー自身が持ち、書籍化も、ユーザーの事前了承なしには進めない」と釈明。その上で、新条項を追加した意図について、
     
    (1)投稿された日記データなどを サーバに格納する際、データ形式や容量が改変される (ユーザーの 著作者人格権《同一性保持権》を侵害する)可能性がある
     
    (2)アクセス数が多い日記などは、データを複製して複数のサーバに格納する (ユーザーの 複製権を侵害する)可能性がある
     
    (3)日記などが他ユーザーに 閲覧 される場合、データが 他ユーザーに送信される(ユーザーの 公衆送信権を侵害する)可能性がある
     
    ――など、厳密に著作権法を適用した場合に、ユーザーに無断で行うと法に抵触しかねないデータの複製や改変について、規約で改めて規定した、と意図を説明した。

     
    ちょっとまて、
     
     混乱に乗じて余計なことを口走ってくれるな、
     
    という気持ちでいっぱいなのですが(;´Д`)
     
     
    (2) データを複数のサーバにコピーして格納する
     
    これはミラーDBとかもそうですし、バックアップもそうですし、それ以外にも
    サービスの中でいろいろな場面でコピーとかキャッシュを持つ場合があるでしょう。
     
    しかし、同じサービス主体の中でユーザデータをコピーして保持することに対して
    「同一性保持権を侵害する可能性がある」という認識があるとは聞いたことがありません。
    著作権という法律が追いついていないかどうかはさておき、同一サービス主体の中で
    サービス運営に必要な措置としてコピーが作成されることについて
    ユーザが「著作権」を以って訴えるというのはまず通らないでしょう。
     
    ここはあらゆるネットサービスがサラッとスルーするのが当たり前であって欲しいです。
    「同一サービス主体の中でそのサービスの目的の範囲内で複製データを作るのは
     フツーのことだし、複製権の侵害でも何でもないよね。」という感じで。
     
     
    残り2点も実は同様の流れになります。
     
    (1) サーバに保存するときにデータ形式や容量が変わる
     
    これも、まさか関東弁の日記が関西弁に変換されるワケでもないでしょうから、
    文字コードが変わるとか、改行の扱いが変わるとか、タグが除去されるとか、
    そういうレベルの改変でしょう。あるいは日記本体への掲載と、ポータルの
    新着日記の概要文では表示形態が違うとかいうお話かもしれません。
     
    いずれにせよ、同一サービス主体の中であればそこに特別な権利を必要としない
    処理であって欲しいところです。
    「同一サービス主体の中でそのサービスの目的の範囲内の都合でデータの
     内容が微妙に変わるのは、同一性保持権の侵害でも何でもないよね。」
     
     
    (3) 日記を閲覧するユーザに日記データを送信する
     
    これは特に「???」が浮かびます。もともとコミュニティサービスにおける
    書き込みは、そのサービスが前提としている閲覧対象者があって、
    (2ちゃんねるなら不特定多数、mixiならmixi会員のみあるいはフレンドのみ)
    データの書き込み時にユーザが納得した範囲に対してそのデータを送信することは、
    公衆送信権の侵害でも何でもありません。というか、そうであって欲しいです。
    「同一サービス主体の中でそのサービスの前提となっている送信範囲に対して
     データの送信が行われるのは、公衆送信権の侵害でも何でもないよね。」
     
     
    いや、こんなに1つ1つ丁寧に見ていくほどのことも無いような気がしますが、
    これらは 普通のネットサービスが普通に行っていて、特に問題とされたことは
    ないアクションのはずですから、ここに於いて、これらの行動がまるで、
     
    『 無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、
     展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾する 』
     
    という仰々しい条項をユーザに取り付けていなければ行ってはいけないかのように
    言われてしまうと、かなり困ります。というか世界中のネットサービスが困ります。
     
    上記(1)(2)(3)を行っているサービスはごまんとあると思いますが、
    「複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等の権利」という広い権利を
    ユーザから取り付けることを明言しているサービスなんてほぼ皆無でしょう。
     
    先のmixi運営の公式見解は、こうした権利を先に宣言しておかないと
    著作権上の問題を起こす可能性があるかのように読めてしまいますが、
    一般には上記(1)(2)(3)程度の処理はサービス運営として普通の行為であって、
    こうした特別な規約を必要としないというのが普通であって欲しいです。
     
    ということで、ぜひmixiは改定前の規約をそのままお使いいただいて、
    (1)(2)(3)を安心して実行して頂ければ幸いと存じます(?)というお話です。

    CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
    ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。



    投稿者 CK : 記事URL | 雑談 | | 2008/03/03 23:59


    « PCから異音がする・・・原因はファイルサーバのファン?

    トップに戻る

    YouTubeの高画質再生オプションと、ニコニコ動画の貼り付け »



    ▼ コメント ▼

    No.18029   投稿者 : おやじです   2008年3月 5日 03:21

    mixiの中の人が技術的な実装方法と法律の混同をしている雰囲気がありますね。
    だいたい、その3つの言い訳じたい、「はあ?」って言いたくなるものばかり。
    1は記憶媒体を変える(フロッピーでは足りないからCDROMにするみたいな)ので規約を変更するなんて聞いたことない。
    2もキャッシュサーバやプロキシーサーバを使うから規約を変更するなんて聞いたことない。
    3に至ってはインターネットの否定じゃないのか?
    ていうか1から3の実装をしたことでクレームをつけるとか訴えるとか聞いたことがない。
    苦しい言い訳だと思うのはオレだけかな?


    No.18030   投稿者 : とおりすがり   2008年3月 5日 10:18

    よく読まずに書くけど、blogを移転した場合についての権利に関して明記されてたりする?


    No.18031   投稿者 : 匿名   2008年3月 5日 18:53

    多分本音はRSS配信とか、SNS間の連携API(名前忘れた)に対応するための
    根拠作りをしたかったんだと思うよ~

    やり方が変だってのは私もそう思いますがw


    ご自由にコメントください(=゜ω゜)ノ  ▼ コメント入力欄を開く ▼
    ※管理人は多忙のためお返事はほとんどできません(スミマセン)。
    スパムおよび本文と無関係なコメントは削除対象になる可能性があります。


    ▼ はてなブックマークのコメント ▼


    ▼ トラックバック ▼

    このエントリーのトラックバックURL:

    このリストは、次のエントリーを参照しています: mixi規約改定騒動で飛び出した「理由」のおはなし:

    トラックバック時刻: 2008年3月 4日 23:26

    » [情報]mixi規約改定騒動まとめ from 萌え理論Blog
    概要 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本... [続きを読む]

    トラックバック時刻: 2008年3月 5日 00:59

    » ブログの著作権に関する利用規約の比較 from Beyond Words
    最初に言っておきますが、みんな必要以上に騒ぎすぎ。 ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記を受けて、... [続きを読む]

    トラックバック時刻: 2008年3月 5日 13:12

    » 結局、上海進出の布石だったのか? 新mixi利用規約第18条 from 幸福量保存の法則
    昨日のエントリ「新しいmixi利用規約の第18条と著作権にã... [続きを読む]

    トラックバック時刻: 2008年3月10日 16:22

    » MIXIってなんなんでしょう:著作権をどう思っているのか=4月1日の新利用規約18条 from 自分なりの判断のご紹介
    えーっとわたくしもMIXIの 会員でございます。 よろしくね。 ニックネーム「sansiroh」で 検索していただ... [続きを読む]

    トラックバック時刻: 2008年4月 3日 04:50

    » 【mixi対策】P.U.M.【著作権は俺のもの】 from GEEKy Script Writer [perl and more!]
    さて昨日からmixiの新しい規約が適用され、とうとう著作æ... [続きを読む]

    ★コミックダッシュ! 10,000人突破ありがとうキャンペーン!(9/18~10/23)
     
    デジモノに埋もれる日々 : (C) CKWorks