RAID-NASキット「Promise NS4300N」セットアップ・RAID構築設定編

2007/07/16

何事もなかったかのようにNASのお話に戻ります。
 

 
■2007/07/13 [Promise NS4300N とHDD 4台が到着 - 小柄な筐体に萌え
Promise NS4300N とHDD 4台が到着 - 小柄な筐体に萌え]
■2007/07/14 [RAID-NASキット「Promise NS4300N」セットアップ・ハード編
RAID-NASキット「Promise NS4300N」セットアップ・ハード編]
 
HDDを4基挿し込んで、電源とLANのケーブルを接続したら電源をONにします。
HDDが4基とも正しく認識されるとビープ音が鳴って準備は完了です。
 
ここからは同じLANに繋がっているPCを使って、RAIDなどの設定をしていきます。
昔は機器に初期設定されたIPアドレスのゾーンにPCのIPアドレスを合わせて
Peer-to-Peer接続をしないとIP設定を変えられないものが多かったのですが、
最近はIPアドレスを設定する前から専用ソフトでLAN経由の設定ができる機器が
多くて嬉しいですね ヽ(´ー`)ノ
 
そのための セットアップ専用ソフト をPCから起動して、IPアドレスなどの設定を
していきます。ウィザードに沿って進めていくと、
 
 あっさり完了をしたものの全然繋がらない
 
という憂き目を見たのですが、ウィザードを終了させて手動設定をしなおしたら
あっさりNAS管理画面に繋がりました。やっぱり最後に信じられるものは
ウィザードよりもマニュアル設定ですよ。。。
 
IPアドレスが設定されたら、ここからはWebブラウザを使って管理者ログイン
をします。ここでRAIDの設定が全て行えます。まず何はなくともRAIDの構築を
しないといけないのですが、注意したいのは、
 
 3台以上接続されていると自動的にRAID-5になります。
 
・・・あ、あれれ? RAID 1+0 もできるって書いてませんでしたっけ(;´Д`)
パッケージにも書いてあるので何かすれば出来るような気がするのですが、
いまのところどこから設定して良いものやらわかりません。
 

 
私自身はもともとRAID-5で運用する気でしたので問題はないのですが、
500GBを4台買って 2台+2台のミラー にしたいと思っている方は
ちょっと正確に仕様を確認してからのほうが良いかもしれません。
 
さて、RAID設定画面からHDDを4台選択してRAID-5でフォーマットをすると
数十分というレベルでフォーマットは完了します。
 
続いて共有フォルダの設定ですが、これもWindowsであれば特に難しいこともなく、
フォルダを作成して公開設定にすれば見えるようになります。ドメインあるいは
ワークグループの設定も、必要であれば行うことができます。
 
で、問題のLinuxからの接続なのですが、、、
 
この共有設定のところで「Unix/Linux共有」という設定タブがあり、
その中にはマウントを許可するサーバのIPアドレスを設定する場所があります。
共有したいフォルダを指定してサーバのIPを指定すると、確かにこれでLinux側から
 
 mount 192.168.0.xxx:/Volume1/HOGEDIR/
 
などとすると問題なくマウントができるようになりました。
 

 
ところが、実際使ってみると問題が出てきます。Linux側からコピーしたファイルを、
Windows側から編集しようとすると見事に
 
 パーミッションがなくて編集できません。
 
つまりユーザ管理がしっかりしているが故に、Windows側から書き込んだユーザと
Linux側から書き込んだユーザが違うユーザとして管理され、お互いのファイルを
保護している状態なのです。
 
私としては所詮自分しか使っていないLANですから、パーミッションもなにも
全部オープンにしてくれれば・・・と思わないでもないのですが、
こうなってはもう少し色々としっかり考えなければなさそうです。
 
 NS4300Nの設定には「NISドメインに参加」なんて項目も
 
あるのですが、NISですかぁ・・・。そこまでちゃんとLAN内のユーザ管理する気は
いままで一度も起きませんでしたよ(;´д⊂) sambaを使っていた頃は
sambaがLinuxユーザアカウントを踏襲する設定を持っていたので
問題は少なかったのですけど・・・どうしようかな、これ。
 
ひとまず共有フォルダを 「Windowsからアクセス用」 と「Linuxからアクセス用」
のように2つ作って、相互のアクセスはRead Onlyというやり方でも
便利に使えないこともないので、いまはそんな感じでアバウトに運用しています。
 
でも、いつかは本格的に解決しないとなぁ、とちょっと悩んでいる最中です(´・ω・`)


2007/07/16 [updated : 2007/07/16 23:59]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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▼ コメント ▼

No.12024   投稿者 : lu   2007年7月17日 03:52

Linuxクライアントからもsmbmountでwindows共有の方を使えばよいのでは
でもsambaだとNFS(Unix/Linux共有って多分NFSですよね)より効率落ちるんだっけ・・・?


No.12040   投稿者 : 優駿   2007年7月17日 14:13

そのsmbmount使うと、文字コードの関係で微妙な挙動になるからってのが
大元の理由(いいわけ)だから、今回はちょっと難しいのではないかと。


No.12042   投稿者 : 匿名   2007年7月17日 17:53

coregaからOEMらしき製品が出るみたいですね。
価格も本家よりちょっと安い...。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0717/corega.htm


No.12043   投稿者 : lu   2007年7月17日 19:56

最初のエントリの内容すっかり忘れてたorz アホすぎる俺


No.12233   投稿者 : 匿名   2007年7月24日 19:12

RAID1+0:
一度RAID5ボリュームを解く(削除)→RAID1+0で作成ではダメでしょうか?
パーミッション:
それぞれのユーザを1つのグループにしていますか?


No.12917   投稿者 : splash   2007年8月11日 11:15

気になってます。この機種。
静音のほうはいかがでしょうか?



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