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2005/12/18 23:59 - 2005/12/18

情報は「時」を追い「流れ」を読む - 検索では判らない情報術

カテゴリ : コラム タグ :

    日曜コラムです。こんばんは。
     
    ■CAMUSのこくばん
    「情報収集のための11の質問 -私はいったい何の情報を収集しているのやら(汗)-」
    http://www.doblog.com/weblog/myblog/7562/2134192#2134192
    最後にあなたが情報収集方法を知りたい人は?
    デジモノに埋もれる日々のCKさまはどうしてらっしゃるんだろうと常々思っていたり。(^^;)

    というフリをCAMUSさんから頂きました。
    今回は、Webを流れる情報をどうやって掴まえるのか、何を頼りに
    その重みを判断するのか、というテーマについてお話しましょう。
     
     
    ご存知の通り、ネットの上に流れる情報は 玉石混淆 です。
    ネット上に存在するあらゆる情報に対して、同じ重み付けしかできない
    のであれば、あっという間にその洪水の中で溺れてしまいます。
     
    では、大量の情報の中から、有用な情報を素早く見つけ出すには
    どうすれば良いのでしょうか。その1つの解として挙げられるものが、
     
     「人を利用した情報抽出」
     
    です。この言葉はhighfrontierさんのブログで使われていたものです。
     
    ■As mind is suitable...「人を利用した情報抽出」
    http://blog.livedoor.jp/highfrontier/archives/10064702.html
    ■HepCat Dev and Test「フィードの数と情報過多」
    http://www.witha.jp/blog/archives/2004/12/post_17.html
    参加者の人が曰く、「私は情報をフィルターするのに人を使っている、例えばScobleとか」と。
     
     つまり、Scobleのような情報通、早耳で頭が良い人の書いているBlogを購読することによって効率的に重要な情報を得ていると。個人的にこれ良いナーと思いました。

    すなわち、ある分野の情報を集めたいと思ったときに、その分野の情報を
    定常的にチェックしている 「人」そのものをマークせよ、ということになります。
    bookmark が book の中で page をマークするものであるとすれば、
    これはいわば、society の中で person をマークすることであり、
     
     ブックマークならぬ、ソーシャルマークという言い方が
     
    できるかもしれません。その具体的なツールは何かって? それは聞くまでも
    ないでしょう。少なくともRSSリーダは「そのもの」ではありませんか。
     
    私が「デジモノREVIEW」というサイトで見つけようと
    しているものも、この「人」という存在に他なりません。
     
    具体例を挙げましょう。iPodシリーズに関する情報は、
    Apple Brothers : Mac News」さんの情報が頼りです。
    ココだけでも、iPodの情報をほとんどカバーすることができます。
     
    デジモノREVIEW 「Apple Brothers : Mac News」
     
    Xbox360など、ゲーム機に関する情報なら、
    ◆めっつぉ:スクウェア&デジタルニュース」さんが
    いつもアンテナ最高潮で情報を取り入れています。
     
    デジモノREVIEW 「◆めっつぉ:スクウェア&デジタルニュース」
     
    こうして興味のある分野に対して、いくつか頼りになる「人」を
    見つけてウォッチすることは、限られた時間の中で情報を効率的に
    集めたいという要望を叶えるためには、とても重要な手法となります。
     
    Googleで情報を検索するというのは、例えて言えば、
    輸入販売業者が商品を現地調達するときに、仕入れ商品を
     
     常にその場の思いつきで探す
     
    ようなものです。仕入先は次々と増えていく中で、Googleはとっておきの
    マジックを使って、出来るだけ最適な仕入先を瞬時に見つけてくれるのだと
    言いますが、その精度にはどうしてもムラが出てきてしまいます。
    情報を一期一会で捕まえるならGoogleでも構いません。でもその方法で、
    「未来」に於いても情報を捕まえられるという保証は得られるでしょうか?
     
    一方、上に挙げたようなソーシャルマーク、つまり「人」のチェックは、
     
     情報の「安定供給」を目指すやり方
     
    と言えるでしょう。
    すなわち、今ある情報に対して情報収集の最適解を見つけるだけではなく、
    「未来」に於いてもそのジャンルの情報を安定して手に入れるためには、
    情報そのものを追いかけるだけでは足りないということです。
    安定した品質の情報を、安定して供給してくれる「人」を探し、
    仕入先として選ばなければならないのです。
     
    情報を「品質」でしか価値判断してこなかった方は、ここでその考えを
    一度改めてみることをオススメします。情報の「安定供給」というのは、
    それはそれは大変な作業の積み重ねなのです。それが出来る人をしっかりと
    掴まえておけるかどうかが、自分に到達する情報の価値にも関わってくるのです。
     
     
    さて、ここまでのお話で、情報流通に於ける「人」の存在の価値については
    お判りいただけたでしょうか。でも安心するのはまだ早いですよ。
    こうした「人」を 「有用な情報フィルタ」 としてしか捉えられないのであれば、
    あなたの情報術はまだ半分しかその力を発揮できていないことになります。
     
    次は、情報を 「時系列で読み解く」 ことの価値について考えてみましょう。
     
    ■2005/04/03 [製品の認知とアピールのためにブロガーができること]
    「製品Aが酷評されている」だけではどう判断してよいものか判らなくても、
    「以前、製品Bを絶賛していたブロガーが、製品Aは酷評している」といった
    背景の知識があれば、読者はより多くのことを理解できるようになるわけです。

    私たちは近年、「検索」というツールによって、
     
     Webを徹底的に切り刻んできました。
     
    情報とはWebの1ページのことであり、どのページに有用な情報があるか、
    ということを教えてもらうために、検索エンジンのお世話になってきたのです。
    しかし、この「ページ」という単位の情報からは、
     
     「コンテクスト」(文脈)という概念が すっぽりと抜け落ちています。
     
    そのページの字面に書かれた情報を真に理解するためには、その字面の情報以外に
    何を知らなければならないのか、考えたことがあるでしょうか。
    私は少なくとも、情報を実のある形で吸収するためには、
    以下の2つのコンテクストを知っておく必要があると考えています。
     
     ・その情報を書いた「人」が 前後に書いている 関連情報
     ・その情報を書いた「人」が持つ 思想背景
     
    1記事1ページを見ただけでは、実はその情報の意味は半分もわからないのです。
    そこに書かれた情報のほかに、それを発言した「人」がどんな人であり、
    どんな理由でどんな経緯を経てその情報を発信したのか、ということを
    ある程度把握した上で、元の情報を改めて咀嚼してみる必要があります。
     
    これも例を見てみましょう。私は「MOVIE COWBOY」に関する記事を6つ書いています。
     
    ■2005/07/22 [なかなか面白そうなネットワークメディアプレーヤー「MOVIE COWBOY」]
    ■2005/10/17 [MOVIE COWBOY が到着! 早速、試運転をしてみるも・・・]
    ■2005/10/18 [AC3再生に難アリ、MOVIE COWBOY に死角アリ]
    ■2005/11/19 [MOVIE COWBOY で再生するとタイムスタンプが吹っ飛ぶ?!]
    ■2005/11/25 [MOVIE COWBOY にNAS化キター? と思ったら微妙な「NDAS」対応]
    ■2005/12/14 [MOVIE COWBOY のタイムスタンプ問題とAC3問題について後検証]
     
    こうして流れに沿って読んでみれば、私が製品に触れてきた経緯や、
    初めは判らなかったことを次第に紐解いていく様子が、見えてくるハズです。
     
    しかし、もしあなたが、検索エンジンを使って この中の1つのページ にジャンプして
    きたとしたらどうでしょう。あなたは周りが見えていない状況で、その1ページに
    書かれた情報だけを収集して帰っていくしかありません。実際には上のように
    「情報に流れがある」ことを知っているあなたは、検索から1ページだけに飛んできて
    それを持ち帰っていく架空のあなた自身に、空恐ろしさを感じてしまうでしょう。
     
    そう、情報を深く正しく知るには、
     
     情報を「時系列」に追い、情報の「流れ」を読む
     
    ことが不可欠なのです。ぶつ切りにされた情報を何百、何千と集めてきても、
    それが価値を生むことはなかなかありません。情報を発信する人は、
    その人その人の背景を持っています。そしてそれは時間と共に変化していきます。
     
    たとえば「iPodの新作を貶している記事」に出会ったときでも、もしそれが、
    「iPod好きだったあの人が、今回の新作だけは貶している」と読めることに
    気が付いたら、同じ1ページでも180度違う情報として捉えなければならないでしょう。
     
     同じ人の情報を継続してチェックする
     
    ということに価値が生まれるのは、つまりそういうことです。
    情報を理解するということは、情報の発信者を理解する ことと実は同義なのです。
     
    だから私は、デジモノREVIEW に於いて執拗に「ブロガーごと」という切り口にこだわって
    きました。「Abroさんが・・・」「めっつぉさんが・・・」「ネタフルさんが・・・」
    ブログを継続して読むだけで、そのパーソナリティはくっきりと浮かび上がってきます。
     
    私も「デジモノさんが・・・」というコンテクストで語られる機会が増えてきました。
    そのコンテクスト自体が、情報を理解するために不可欠なスパイスとなっているのです。
     
     
    今回は盛り沢山でお送りしました。情報を「人」で探すことによって「未来」の
    情報の安定供給を確保すること、そして、情報を発信する「人」そのものを知る
    ことによって情報の「流れ」を捉えること、それが大切だというお話でした。
     
    ネットの世界で情報を集めるということは、「ページを収集すること」 ではありません。
    良い情報が発信される仕組み、つまり情報の流通経路を知ることに加えて、
    情報を時系列に捉えて 「点」を「線」にしていかなければ なりません。
    その「線」を構成する優秀な発信者を沢山知っていて、常にチェックしていれば、
    いずれその「線」は、そのジャンルに於ける 「面」に変わっていく ことでしょう。

    CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
    ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。



    投稿者 CK : 記事URL | コラム | | 2005/12/18 23:59


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    ▼ コメント ▼

    No.1923   投稿者 : CAMUS   2005年12月19日 15:53

    すみません、お手数をおかけしました。(^^;)
    TBありがとうございました。

    確かに、「人フィルタ」で私も情報を得ているような感じです。
    いわれてみれば、RSSってそうですものね。
    私も個別に情報を集めるのではなく、情報がより密集している人やサイトを探す…さらにその人から別の情報源を辿っていく…というやり方で情報を得ている率が多いかもしれません。
    情報の筋というか時系列の流れをつかみ、情報の質を高める精査(というか、整理?)の作業を具体的にお教えいただいき、感謝します。
    同時に、Blogでの同じ系列の話題にはリンク貼っておいたほうが読者のためなのかな?と気付かせていただきました。コチラも感謝です。


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