ネット機器は「ハードウェア・アプリケーション」?
2004/04/12・関連するblog: kenkenさん[無線LAN接続型のネットワーク音楽プレイヤー]
・Creative SoundBlaster Wireless Music
無線LAN接続型ネットワーク音楽プレイヤー,IEEE 802.11b,液晶付きリモコン付属
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040410/ni_i_nw.html#wmusic
PC内にあるMP3/WMAファイルを、無線LAN経由で再生するというボックス。
「PCの無線オーディオデバイス」ではなく、ボックス側にMP3/WMAデコーダが
内蔵されている、れっきとした「デジタル音楽(MP3/WMA)プレイヤー」です。
付属のリモコンの液晶には、PC内のオーディオファイル、プレイリストが
表示され、その中で再生したい曲を選択します。
『外箱には「IEEE 802.11b/g compatible」とも書かれているが、
厳密な対応規格はIEEE 802.11bのみ。』
というヘンな記述がありますが、Creativeのサイトで確認すると、
" Listen to the MP3's on your PC in another room of your
home over your 802.11b or 802.11g wireless network "
" WiFi Standard : 802.11b (802.11g compatible) "
" WiFi Data Transmission Rate : Up to 11mbps (802.11b) "
(意訳) 11bや11gのネットワークで使用できますよ。
だって11gってことは、11bでも繋がるっていうコトですから。
ウチのは11b(11Mbps)でしか転送しませんケド。
そういうのを「11gコンパチ」なんて書いちゃいけません(´Д`;)
それはさておき、オモシロそうな機器であることは間違いありません。
この機器はいわば、「MP3/WMAのMediaWiz」的な位置付けで考えれば
良いかと思いますが、MediaWizを使っていてひしひしと感じるのは、
PCの世界で「アプリ」と「ストレージ」の分業化が進んでいる
という興味深い現象が起きているコトです。PCの世界では長い間、その両者を
セットとして捉えて来ましたが、今やストレージは、PCのためだけの
ストレージから、あらゆる機器から利用されうる汎用のストレージへと
その役割を変化させつつあるようです。玄箱とMediaWizでPCを介さずに映像を
見るのと同様、多目的巨大ストレージ1つと、アプリケーション機器(ハード)を
組み合わせる使い方が一般化していけば、やがては「PC」という形態が
解体されていくようなシナリオも見えてくるような気がしています。
2004/04/12 [updated : 2004/04/12 11:03]
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